【活用ガイド】

JVNDB-2015-001475

Fortinet FortiOS の CAPWAP DTLS プロトコルの実装における SSL サーバになりすまされる脆弱性

概要

Fortinet FortiOS の CAPWAP DTLS プロトコルの実装は、異なるカスタマのインストールに同じ証明書および秘密鍵を使用するため、SSL サーバになりすまされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


フォーティネット
  • FortiOS 5.0 Patch 7 build 4457

想定される影響

中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) により、Fortinet_Factory 証明書および秘密鍵を利用されることで、SSL サーバになりすまされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

フォーティネット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-1571
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-1571
  2. 関連文書 : FortiOS Multiple Vulnerabilities
更新履歴

  • [2015年02月17日]
      掲載

公表日2015/01/29
登録日2015/02/17
最終更新日2015/02/17