JVNDB-2015-001402
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Microsoft Office 2007 から 2013 における ASLR 保護メカニズムを回避される脆弱性
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Microsoft Office 2007、2010、および 2013 には、解放済みメモリの使用 (Use-after-free) により、ASLR 保護メカニズムを回避されるが存在します。
マイクロソフトセキュリティ情報には、この脆弱性は「Microsoft Office コンポーネントの解放後使用の脆弱性」と記載されています。
補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-416: Use-after-free (解放済みメモリの使用) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/416.html
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CVSS v2 による深刻度 基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
- 攻撃元区分: ネットワーク
- 攻撃条件の複雑さ: 中
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 部分的
- 完全性への影響(I): なし
- 可用性への影響(A): なし
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マイクロソフト
- Microsoft Office 2007 SP3
- Microsoft Office 2010 SP2 (32 ビット版)
- Microsoft Office 2010 SP2 (64 ビット版)
- Microsoft Office 2013 (32 ビット版)
- Microsoft Office 2013 (64 ビット版)
- Microsoft Office 2013 SP1 (32 ビット版)
- Microsoft Office 2013 SP1 (64 ビット版)
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第三者により、巧妙に細工されたドキュメントを介して、ASLR 保護メカニズムを回避される可能性があります。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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マイクロソフト
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- その他(CWE-Other) [NVD評価]
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- CVE-2014-6362
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-6362
- IPA 重要なセキュリティ情報 : Microsoft 製品の脆弱性対策について(2015年2月)
- JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2015-0006
- 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS15-009,010,011,012,013,014,015,016,017)(2015年02月11日)
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