JVNDB-2015-001399
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複数の Microsoft Windows 製品のカーネルモードドライバの win32k.sys における権限昇格の脆弱性
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複数の Microsoft Windows 製品のカーネルモードドライバの win32k.sys には、メモリを二重に解放する不備があるため、権限を取得される脆弱性が存在します。
マイクロソフトセキュリティ情報には、この脆弱性は「Windows カーソル オブジェクトのダブル フリーの脆弱性」と記載されています。
補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-415: Double Free (二重解放) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/415.html
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CVSS v2 による深刻度 基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 全面的
- 完全性への影響(I): 全面的
- 可用性への影響(A): 全面的
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マイクロソフト
- Microsoft Windows 8.1 for 32-bit Systems
- Microsoft Windows 8.1 for x64-based Systems
- Microsoft Windows RT 8.1
- Microsoft Windows Server 2012 R2
- Microsoft Windows Server 2012 R2 (Server Core インストール)
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ローカルユーザにより、巧妙に細工されたアプリケーションを介して、権限を取得される可能性があります。
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ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
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マイクロソフト
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- 二重解放(CWE-415) [NVD評価]
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- CVE-2015-0058
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- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-0058
- IPA 重要なセキュリティ情報 : Microsoft 製品の脆弱性対策について(2015年2月)
- JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2015-0006
- 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS15-009,010,011,012,013,014,015,016,017)(2015年02月11日)
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