【活用ガイド】

JVNDB-2015-001357

Microsoft Internet Explorer 6 から 11 におけるコンテンツを読まれる脆弱性

概要

Microsoft Internet Explorer 6 から 11 には、異なる (1) ドメインまたは (2) ゾーンからコンテンツを読まれる脆弱性が存在します。

マイクロソフトセキュリティ情報には、この脆弱性は「Internet Explorer のクロス ドメインの情報の漏えいの脆弱性」と記載されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Internet Explorer 6
  • Microsoft Internet Explorer 7
  • Microsoft Internet Explorer 8
  • Microsoft Internet Explorer 9
  • Microsoft Internet Explorer 10
  • Microsoft Internet Explorer 11

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された Web サイトを介して、異なる (1) ドメインまたは (2) ゾーンからコンテンツを読まれる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS15-009
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS15-009
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-0070
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-0070
  2. IPA 重要なセキュリティ情報 : Microsoft 製品の脆弱性対策について(2015年2月)
  3. JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2015-0006
  4. 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS15-009,010,011,012,013,014,015,016,017)(2015年02月11日)
更新履歴

  • [2015年02月13日]
      掲載