【活用ガイド】

JVNDB-2015-001270

libvirt における VNC パスワードを取得される脆弱性

概要

libvirt には、VNC パスワードを取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


レッドハット
  • libvirt 1.2.12 未満

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、巧妙に細工された (1) virDomainSnapshotGetXMLDesc インターフェースのスナップショット、または (2) virDomainSaveImageGetXMLDesc インターフェースの画像を伴う VIR_DOMAIN_XML_secure フラグを使用されることで、VNC パスワードを取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

libvirt.org レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-0236
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-0236
  2. 関連文書 : MGASA-2015-0046
更新履歴

  • [2015年02月04日]
      掲載
    [2015年03月20日]
      ベンダ情報：レッドハット (RHSA-2015:0323) を追加
    [2015年04月08日]
      参考情報：関連文書 (MGASA-2015-0046) を追加

公表日2015/01/22
登録日2015/02/04
最終更新日2015/04/08