【活用ガイド】

JVNDB-2015-001254

Ansible Tower におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Ansible Tower (別名 Ansible UI) には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Ansible
  • Tower 2.0.5 未満

想定される影響

第三者により、以下のパラメータを介して、任意の Web スクリプトまたは HTML を挿入される可能性があります。

(1) api/v1/ 配下の credentials/ の order_by パラメータ
(2) api/v1/ 配下の inventories/ の order_by パラメータ
(3) api/v1/ 配下の projects/ の order_by パラメータ
(4) api/v1/ 配下の users/3/permissions/ の order_by パラメータ
(5) api/v1/schedules/ 配下の next_run パラメータ
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Ansible
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-1368
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-1368
  2. 関連文書 : Ansible Tower 2.0.2 XSS / Privilege Escalation / Authentication Missing
更新履歴

  • [2015年01月29日]
      掲載
    [2015年08月10日]
      ベンダ情報：Ansible, Inc. (Security Disclosures) を追加

公表日2015/01/14
登録日2015/01/29
最終更新日2015/08/10