【活用ガイド】

JVNDB-2015-001233

pxz におけるアクセス制限を回避される脆弱性

概要

pxz は、オリジナルのファイルに合わせてパーミッションを変更する前にファイルを圧縮する際、出力ファイルに脆弱なファイルパーミッションを使用するため、競合状態により、アクセス制限を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


pxz project
  • pxz 4.999.99 Beta 3

想定される影響

ローカルユーザにより、アクセス制限を回避される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian
  • Debian Bug report logs : 775306
pxz project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 競合状態(CWE-362) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-1200
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-1200
  2. 関連文書 : Re: CVE Request: pxz -- race condition in setting permissions
更新履歴

  • [2015年01月27日]
      掲載

公表日2015/01/13
登録日2015/01/27
最終更新日2015/01/27