【活用ガイド】

JVNDB-2015-001226

GNU patch における任意のファイルに書き込まれる脆弱性

概要

GNU patch には、任意のファイルに書き込まれる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


GNU Project
  • GNU patch 2.7.1

想定される影響

第三者により、パッチファイルのシンボリックリンク攻撃を介して、任意のファイルに書き込まれる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian
  • Debian Bug report logs : #775227
GNU Project オラクル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リンク解釈の問題(CWE-59) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-1196
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-1196
更新履歴

  • [2015年01月27日]
      掲載
    [2015年08月31日]
      ベンダ情報:オラクル (Oracle Solaris Third Party Bulletin - July 2015) を追加