【活用ガイド】

JVNDB-2015-001205

Node.js 用 serve-static プラグインにおけるオープンリダイレクトの脆弱性

概要

Node.js 用 serve-static プラグインには、ルートにマウントされている場合、オープンリダイレクトの脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-601: URL Redirection to Untrusted Site (オープンリダイレクト) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/601.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


serve-static project
  • serve-static 1.7.2 未満

想定される影響

第三者により、後ろにデフォルト URI の PATH_INFO のドメインが続く // (スラッシュスラッシュ) を介して、ユーザを任意の Web サイトにリダイレクトされ、フィッシング攻撃を実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Node.js Foundation serve-static project レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-1164
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-1164
更新履歴

  • [2015年01月26日]
      掲載

公表日2015/01/06
登録日2015/01/26
最終更新日2015/01/26