【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2015-000031

SEIL シリーズルータにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

株式会社インターネットイニシアティブが提供する SEIL シリーズルータの PPP アクセスコンセントレータ (PPPAC) 機能には、SSTP パケットの受信処理に起因するサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


インターネットイニシアティブ
  • SEIL/B1 3.50 から 4.70 まで
  • SEIL/X1 3.50 から 4.70 まで
  • SEIL/X2 3.50 から 4.70 まで
  • SEIL/x86 Fuji 1.00 から 3.30 まで

想定される影響

細工された SSTP パケットを受信することで、当該製品を応答不能な状態にされる可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアをアップデートしてください。
ベンダ情報

インターネットイニシアティブ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-0887
参考情報

  1. JVN : JVN#63949115
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-0887
更新履歴

  • [2015年02月27日]
      掲載
    [2015年03月05日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2015-0887) を追加