【活用ガイド】

JVNDB-2014-008146

UEFI EDK2 の Capsule Update 処理に複数の脆弱性

概要

UEFI EDK2 の Capsule Update 処理には複数の脆弱性が存在します。

オープンソースのプロジェクト EDK2 は UEFI の参照実装を提供しています。EDK2 の Capsule Update 処理には、バッファオーバーフローの脆弱性 (CVE-2014-4859) と Write-what-where Condition (任意の場所に任意の値を書き込むことができる状態) の脆弱性 (CVE-2014-4860) が存在します。

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

影響を受けるシステム


Tianocore
  • EDK2

想定される影響

当該製品にログイン可能なユーザによって、ファームウェアレベルで任意のコードを実行される可能性があります。その結果、ルートキットをインストールされたり、セキュアブートをバイパスされたりする可能性があります。
対策

[アップデートする]
各開発者が提供する情報をもとに、適切な対策を行ってください。
ベンダ情報

Tianocore
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-4859
  2. CVE-2014-4860
参考情報

  1. JVN : JVNVU#98509080
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-4859
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-4860
  4. US-CERT Vulnerability Note : VU#552286
  5. 関連文書 : Unified Extensible Firmware Interface Forum
更新履歴

  • [2015年11月12日]
      掲載