【活用ガイド】

JVNDB-2014-008144

Squid におけるアクセスを保持される脆弱性

概要

Squid には、ダイジェスト認証を使用されている場合、アクセスを保持される脆弱性が存在します。

本脆弱性は、"ノンスリプレイ (Nonce replay) の脆弱性" と呼ばれています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Novell
  • openSUSE 13.2
  • openSUSE 13.1
Squid-cache.org
  • Squid 3.4.4 から 3.4.11
  • Squid 3.5.0.1 から 3.5.1

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、stale のノンス (nonce) を利用されることで、アクセスを保持される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Novell Squid-cache.org
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-9749
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-9749
更新履歴

  • [2015年11月10日]
      掲載