【活用ガイド】

JVNDB-2014-008108

PolarSSL におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

PolarSSL には、メモリリークにより、サービス運用妨害 (メモリ消費) 状態にされる脆弱性が存在します。

本脆弱性は、影響を受けるバージョンが異なるため分割されました。ClientHello メッセージの問題については、CVE-2014-9744 を参照してください。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ARM Ltd. (旧 Offspark)
  • PolarSSL 1.3.9 未満の 1.3.x
  • PolarSSL 1.2.12 未満

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された大量の X.509 証明書を介して、サービス運用妨害 (メモリ消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ARM Ltd. (旧 Offspark)
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-8628
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-8628
更新履歴

  • [2015年08月27日]
      掲載