【活用ガイド】

JVNDB-2014-008105

GnuTLS におけるサーバになりすまされる脆弱性

概要

GnuTLS は、CA 証明書のアクティベーションおよび有効期限切れを検証しないため、サーバになりすまされる脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-17: Code (コード) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/17.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


GNU Project
  • GnuTLS 2.9.10 未満

想定される影響

中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) により、(1) まだ有効ではない、または (2) 有効期限が切れた CA 証明書によって付与される認証を介して、サーバになりすまされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GNU Project レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-8155
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-8155
更新履歴

  • [2015年08月18日]
      掲載