【活用ガイド】

JVNDB-2014-008103

Android などの製品で使用される dhcpcd の dhcp-common.c の print_option 関数における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Android およびその他の製品の dhcpcd の dhcp.c で使用される dhcpcd の dhcp-common.c 内の print_option 関数は、snprintf 関数の戻り値を誤って解釈するため、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (メモリ破損) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


dhcpcd project
  • dhcpcd 6.9.1 まで (Android 5.1 未満およびその他の製品)

想定される影響

リモートの DHCP サーバにより、巧妙に細工されたメッセージを介して、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (メモリ破損) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

dhcpcd project Google
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-7913
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-7913
更新履歴

  • [2015年07月31日]
      掲載