【活用ガイド】

JVNDB-2014-008059

複数の IBM 製品の Common Inventory Technology におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

IBM License Metric Tool、Endpoint Manger for Software Use Analysis、および Tivoli Asset Discovery for Distributed の Common Inventory Technology (CIT) には、サービス運用妨害 (CPU 消費、またはアプリケーションクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2014-8926 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Endpoint Manager family 9
  • IBM License Metric Tool 7.2.2
  • IBM License Metric Tool 7.5
  • IBM License Metric Tool 9
  • Tivoli Asset Discovery for Distributed 7.2.2
  • Tivoli Asset Discovery for Distributed 7.5

上記製品の Common Inventory Technology (CIT) 2.7.0.2050 未満が、本脆弱性の影響を受けます。
想定される影響

第三者により、巧妙に細工された XML クエリを介して、サービス運用妨害 (CPU 消費、またはアプリケーションクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-8927
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-8927
更新履歴

  • [2015年05月27日]
      掲載

公表日2014/11/14
登録日2015/05/27
最終更新日2015/05/27