【活用ガイド】

JVNDB-2014-008047

複数の Y-Cam カメラのファームウェアにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

複数の Y-Cam カメラのファームウェアには、サービス運用妨害 (リブート) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Y-cam Solutions Ltd.
  • YCB001 ファームウェア 4.30 およびそれ以前
  • YCB002 ファームウェア 4.30 およびそれ以前
  • YCB003 ファームウェア 4.30 およびそれ以前
  • YCB004 ファームウェア 4.30 およびそれ以前
  • YCBL03 ファームウェア 4.30 およびそれ以前
  • YCBLB3 ファームウェア 4.30 およびそれ以前
  • YCBLHD5 ファームウェア 4.30 およびそれ以前
  • YCEB03 ファームウェア 4.30 およびそれ以前
  • YCK002 ファームウェア 4.30 およびそれ以前
  • YCK003 ファームウェア 4.30 およびそれ以前
  • YCK004 ファームウェア 4.30 およびそれ以前
  • YCW001 ファームウェア 4.30 およびそれ以前
  • YCW002 ファームウェア 4.30 およびそれ以前
  • YCW003 ファームウェア 4.30 およびそれ以前
  • YCW004 ファームウェア 4.30 およびそれ以前
  • YCB001
  • YCB002
  • YCB003
  • YCB004
  • YCBL03
  • YCBLB3
  • YCBLHD5
  • YCEB03
  • YCK002
  • YCK003
  • YCK004
  • YCW001
  • YCW002
  • YCW003
  • YCW004

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、不正な形式の以下のパラメータを介して、サービス運用妨害 (リブート) 状態にされる可能性があります。

(1) en/store_main.asp の path パラメータ
(2) en/account/accedit.asp の item パラメータ
(3) en/smtpclient.asp の emailid パラメータ

また、この問題は、CVE-2014-1900 の脆弱性を利用されることで、認証なしで悪用される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Y-cam Solutions Ltd.
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-1901
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-1901
  2. 関連文書 : Multiple Vulnerabilities in Y-Cam IP Cameras
更新履歴

  • [2015年05月19日]
      掲載