【活用ガイド】

JVNDB-2014-008032

QEMU の IDE 機能の BMDMA および AHCI HBA インターフェースにおけるホスト OS のサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

QEMU の IDE 機能の (1) BMDMA および (2) AHCI HBA インターフェースは、関数の戻り値に複数の解釈を持つため、ホスト OS のサービス運用妨害 (メモリ消費または無限ループ、およびシステムクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Fabrice Bellard
  • QEMU 1.0 から 2.1.3

想定される影響

ゲスト OS ユーザにより、zero complete セクタの PRDT を介して、ホスト OS のサービス運用妨害 (メモリ消費または無限ループ、およびシステムクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Fabrice Bellard
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-9718
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-9718
更新履歴

  • [2015年04月27日]
      掲載