【活用ガイド】

JVNDB-2014-008027

GNU less の is_utf8_well_formed 関数における脆弱性

概要

GNU less の is_utf8_well_formed 関数には、不特定の影響を受ける脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


GNU Project
  • less 475 未満
Novell
  • openSUSE 13.1
  • openSUSE 13.2

想定される影響

第三者により、out-of-bounds read を誘発する不正な形式の UTF-8 文字を介して、不特定の影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

GNU Project openSUSE project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-9488
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-9488
  2. 関連文書 : MGASA-2015-0139
  3. 関連文書 : less out of bounds read access - TFPA 002/2014
更新履歴

  • [2015年04月17日]
      掲載