【活用ガイド】

JVNDB-2014-008017

IBM Rational ClearCase の GSKit の MSCAPI/MSCNG インターフェースの実装における暗号保護メカニズムを破られる脆弱性

概要

IBM Rational ClearCase の GSKit の MSCAPI/MSCNG インターフェースの実装は、ランダム値を適切に生成しないため、暗号保護メカニズムを破られる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.4 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): なし
情報不足のため、「攻撃条件の複雑さ」のスコアは、"低" に設定されています。
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Rational ClearCase 7.1.2.17 未満の 7.1.2.x
  • IBM Rational ClearCase 8.0.0.14 未満の 8.0.0.x
  • IBM Rational ClearCase 8.0.1.7 未満の 8.0.1.x

想定される影響

第三者により、暗号保護メカニズムを破られる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-6221
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-6221
更新履歴

  • [2015年04月07日]
      掲載