【活用ガイド】

JVNDB-2014-007992

Windows 上で稼働する IBM Tivoli Identity Manager Active Directory アダプタおよび IBM Security Identity Manager 用 IBM Security Identity Manager Active Directory アダプタにおける重要な情報を取得される脆弱性

概要

Windows 上で稼働する (1) IBM Tivoli Identity Manager Active Directory アダプタおよび (2) IBM Security Identity Manager 用 IBM Security Identity Manager Active Directory アダプタは、特定のログおよびトレースレベルが設定されている場合、ログファイル内に平文の管理者パスワードを格納するため、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.9 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Security Identity Manager Active Directory アダプター 6.0.14 未満 (IBM Security Identity Manager 6.0 用および 7.0 用)
  • IBM Tivoli Identity Manager Active Directory アダプター 5.1.24 未満 (IBM Tivoli Identity Manager 5.1 用)

本脆弱性の影響を受けるバージョンの詳細については、ベンダ情報 1699902 をご確認ください。
想定される影響

ローカルユーザにより、ファイルを読まれることで、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-8923
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-8923
更新履歴

  • [2015年03月26日]
      掲載

公表日2014/11/14
登録日2015/03/26
最終更新日2015/03/26