【活用ガイド】

JVNDB-2014-007991

IBM Rational ClearCase における重要な情報を取得される脆弱性

概要

IBM Rational ClearCase は、Installation Manager を使用する場合、インストール作業の全体を通してプロセスメモリ内に平文のサーバパスワードを保持するため、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.2 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Installation Manager 1.8.2 未満
  • IBM Rational ClearCase 8.0.0.14 未満の 8.0.0
  • IBM Rational ClearCase 8.0.1.7 未満の 8.0.1

想定される影響

ローカルユーザにより、インストールアカウントへのアクセスを利用されることで、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-6134
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-6134
更新履歴

  • [2015年03月26日]
      掲載