【活用ガイド】

JVNDB-2014-007963

Windows 用 HP Point of Sale 製品上で稼動する OLE Point of Sale ドライバにおける任意のコードを実行される脆弱性

概要

Windows 用 HP Point of Sale 製品上で稼動する OLE Point of Sale (OPOS) ドライバには、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。

Zero Day Initiative は、本脆弱性に ZDI-CAN-2511 を採番していました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
情報不足のため、「攻撃条件の複雑さ」のスコアは、"低" に設定されています。
影響を受けるシステム


ヒューレット・パッカード
  • HP OPOS ドライバ 1.13.003 未満
  • HP Graphical POS Pole Display (QZ704AA)
  • HP LCD Pole Display (F7A93AA)
  • HP POS Pole Display (FK225AA)
  • HP Retail Integrated 2x20 Complex (G7G29AA)
  • HP Retail Integrated 2x20 Display (G6U79AA)
  • HP Retail RP7 VFD Customer Display (QZ701AA)

想定される影響

第三者により、Retail RP7 VFD Customer Display Monitor、Retail Integrated 2x20 Display Monitor、Retail Integrated 2x20 Complex Monitor、POS Pole Display Monitor、Graphical POS Pole Display Monitor、および LCD Pole Display Monitor の OPOSLineDisplay.ocx に関する問題によって、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ヒューレット・パッカード
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-7889
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-7889
更新履歴

  • [2015年03月11日]
      掲載

公表日2014/10/06
登録日2015/03/11
最終更新日2015/03/11