【活用ガイド】

JVNDB-2014-007958

IBM SDK, Java Technology Edition の Java Virtual Machine における Java のサンドボックスをエスケープされる脆弱性

概要

IBM SDK, Java Technology Edition の Java Virtual Machine (JVM) には、Java のサンドボックスをエスケープされ、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
情報不足のため、「攻撃条件の複雑さ」のスコアは、"低" に設定されています。
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM SDK, Java Technology Edition 5.0 以上 5.0 SR16-FP9 未満
  • IBM SDK, Java Technology Edition 6 以上 6 SR16-FP3 未満
  • IBM SDK, Java Technology Edition 6R1 以上 6R1 SR8-FP3 未満
  • IBM SDK, Java Technology Edition 7 以上 7 SR8-FP10 未満
  • IBM SDK, Java Technology Edition 7R1 以上 7R1 SR2-FP10 未満

想定される影響

第三者により、セキュリティマネージャに関する処理を介して、Java のサンドボックスをエスケープされ、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-8891
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-8891
更新履歴

  • [2015年03月10日]
      掲載
    [2015年03月26日]
      ベンダ情報：IBM (1698782) を追加
      ベンダ情報：IBM (1698222) を追加
    [2015年06月08日]
      ベンダ情報：レッドハット (RHSA-2015:0264) を追加
      ベンダ情報：レッドハット (RHSA-2015:0136) を追加

公表日2014/11/14
登録日2015/03/10
最終更新日2015/06/08