【活用ガイド】

JVNDB-2014-007940

IBM Tivoli Storage Manager のクライアントの dsmtca におけるバックアップ／リストアの暗号鍵パスワードを取得される脆弱性

概要

IBM Tivoli Storage Manager (TSM) のクライアントの dsmtca には、バックアップ／リストアの暗号鍵パスワードを取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Spectrum Protect (旧 Tivoli Storage Manager) 5.4.x
  • IBM Spectrum Protect (旧 Tivoli Storage Manager) 5.5.x
  • IBM Spectrum Protect (旧 Tivoli Storage Manager) 6.1.x
  • IBM Spectrum Protect (旧 Tivoli Storage Manager) 6.2.x
  • IBM Spectrum Protect (旧 Tivoli Storage Manager) 6.3.x
  • IBM Spectrum Protect (旧 Tivoli Storage Manager) 6.4.3 未満の 6.4.x
  • IBM Spectrum Protect (旧 Tivoli Storage Manager) 7.1.2 未満の 7.1.x

想定される影響

ローカルユーザにより、バックアップ／リストアの暗号鍵パスワードを取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-4818
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-4818
更新履歴

  • [2015年02月27日]
      掲載

公表日2014/07/09
登録日2015/02/27
最終更新日2015/02/27