【活用ガイド】

JVNDB-2014-007907

Red Hat JBoss Weld における情報を取得される脆弱性

概要

Red Hat JBoss Weld には、競合状態により、以前の会話 (previous conversation) から情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


レッドハット
  • JBoss Enterprise Application Platform 6 EL6
  • JBoss Enterprise Application Platform 6 EL5
  • JBoss Weld 2.2.8 未満
  • JBoss Weld 3.0.0 Alpha3 未満の 3.x

想定される影響

第三者により、失効したスレッドの状態 (stale thread state) に関する処理を介して、以前の会話 (previous conversation) から情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 競合状態(CWE-362) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-8122
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-8122
更新履歴

  • [2015年02月19日]
      掲載
    [2015年04月09日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2015:0773) を追加
    [2015年05月08日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2015:0675) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2015:0850) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2015:0851) を追加