【活用ガイド】

JVNDB-2014-007876

FreeType の CFF CharString インタプリタの cff/cf2intrp.c における任意のコードを実行される脆弱性

概要

FreeType の CFF CharString インタプリタの cff/cf2intrp.c は、ヒントマスクが計算された後に追加のヒント処理に進むため、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (スタックベースのバッファオーバーフロー) 状態にされる脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2014-2240 に対する修正が不十分だったことによる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


FreeType Project
  • FreeType 2.5.4 未満

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された OpenType フォントを介して、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (スタックベースのバッファオーバーフロー) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

FreeType Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-9659
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-9659
更新履歴

  • [2015年02月17日]
      掲載