【活用ガイド】

JVNDB-2014-007858

unzip におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

unzip には、サービス運用妨害 (out-of-bounds read または out-of-bounds write および out-of-bounds crash) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Canonical
  • Ubuntu 14.10
  • Ubuntu 14.04 LTS
  • Ubuntu 12.04 LTS
  • Ubuntu 10.04 LTS
Debian
  • Debian GNU/Linux 7.0
Fedora Project
  • Fedora 20
  • Fedora 21
Info-ZIP
  • UnZip 6.0

想定される影響

第三者により、圧縮前のフィールドサイズが zip アーカイブで圧縮されたフィールドサイズより小さい STORED メソッドの圧縮を通知する拡張フィールドを介して、サービス運用妨害 (out-of-bounds read または out-of-bounds write および out-of-bounds crash) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Debian Fedora Project Info-ZIP オラクル ターボリナックス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-9636
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-9636
更新履歴

  • [2015年02月16日]
      掲載
    [2015年05月25日]
      ベンダ情報:オラクル (Oracle Solaris Third Party Bulletin - April 2015) を追加
    [2016年05月31日]
      ベンダ情報:ターボリナックス (TLSA-2016-12) を追加