【活用ガイド】

JVNDB-2014-007855

複数の K7 Computing 製品の K7Sentry.sys における任意のメモリ領域に書き込まれる脆弱性

概要

K7 Computing Ultimate Security、Anti-Virus Plus、および Total Security の K7Sentry.sys には、任意のメモリ領域に書き込まれ、その結果、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


K7 Computing
  • Anti-Virus Plus 14.2.0.253 未満
  • K7Sentry.sys 12.8.0.118 未満
  • Total Security 14.2.0.253 未満
  • Ultimate Security 14.2.0.253 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、巧妙に細工された 0x95002570、0x95002574、0x95002580、0x950025a8、0x950025ac、または 0x950025c8 IOCTL コールを介して、任意のメモリ領域に書き込まれ、その結果、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

K7 Computing
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-9643
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-9643
  2. 関連文書 : 113007 : K7 Computing Products K7Sentry.sys Driver Local Privilege Escalation
更新履歴

  • [2015年02月16日]
      掲載

公表日2014/10/09
登録日2015/02/16
最終更新日2015/02/16