【活用ガイド】

JVNDB-2014-007849

NVIDIA Tegra Linux Kernel の NVMap における権限を取得される脆弱性

概要

NVIDIA Tegra Linux Kernel の NVMap には、競合状態により、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 3.10

想定される影響

ローカルユーザにより、巧妙に細工された NVMAP_IOC_CREATE IOCTL コールを介して、解放済みメモリの使用 (Use-after-free) エラーを誘発されることで、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux NVIDIA
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 競合状態(CWE-362) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-5332
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-5332
更新履歴

  • [2015年02月13日]
      掲載

公表日2014/08/18
登録日2015/02/13
最終更新日2015/02/13