【活用ガイド】

JVNDB-2014-007830

FreeBSD の vt コンソールドライバにおける整数符号エラーの脆弱性

概要

FreeBSD の vt コンソールドライバ (旧 Newcons) には、整数符号エラーの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


FreeBSD
  • FreeBSD 10.1

想定される影響

ローカルユーザにより、配列インデックスエラーおよび領域外のカーネルメモリアクセスを誘発する VT_WAITACTIVE ioctl コールの負の値を介して、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる、および権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

FreeBSD
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 数値処理の問題(CWE-189) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-0998
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-0998
  2. 関連文書 : FreeBSD Kernel Multiple Vulnerabilities
更新履歴

  • [2015年02月13日]
      掲載