【活用ガイド】

JVNDB-2014-007828

FreeBSD の Stream Control Transmission Protocol モジュールにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

FreeBSD の Stream Control Transmission Protocol (SCTP) モジュールには、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびカーネルパニック) 状態にされる脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-476: NULL Pointer Dereference (NULL ポインタデリファレンス) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/476.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


FreeBSD
  • FreeBSD 8.4 p23 未満の 8.4
  • FreeBSD 9.3 p9 未満の 9.3
  • FreeBSD 10.0 p17 未満の 10.0
  • FreeBSD 10.1 p5 未満の 10.1

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された RE_CONFIG チャンクを介して、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびカーネルパニック) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

FreeBSD
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-8613
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-8613
更新履歴

  • [2015年02月13日]
      掲載