【活用ガイド】

JVNDB-2014-007814

Symantec PGP Universal Server および Encryption Management Server におけるアウトバウンドの電子メールメッセージ内の意図しないコンテンツを誘発される脆弱性

概要

Symantec PGP Universal Server および Encryption Management Server の key-management コンポーネントには、アウトバウンドの電子メールメッセージ内の意図しないコンテンツを誘発される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-74: Improper Neutralization of Special Elements in Output Used by a Downstream Component (インジェクション) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/74.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シマンテック
  • Symantec Encryption Management Server 3.3.2 MP7 未満
  • Symantec PGP Universal Server 3.3.2 MP7 未満

想定される影響

第三者により、インバウンドの電子メールメッセージ内の巧妙に細工された鍵の UID 値を介して、アウトバウンドの電子メールメッセージ内の意図しないコンテンツを誘発される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シマンテック
  • Symantec Security Advisory : SYM15-002
  • シマンテック セキュリティ・アドバイザリー : SYM15-002
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-7287
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-7287
更新履歴

  • [2015年02月12日]
      掲載