【活用ガイド】

JVNDB-2014-007798

Google Chrome の uninstall-survey 機能における権限を取得される脆弱性

概要

Google Chrome の uninstall-survey 機能の installer/util/google_chrome_distribution.cc の GoogleChromeDistribution::DoPostUninstallOperations 関数には、引用符で囲まれていない Windows 検索パスにより、権限を取得される脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2015-1205 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Google
  • Google Chrome 40.0.2214.91 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、%SYSTEMDRIVE% ディレクトリのトロイの木馬のプログラムを介して、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Google
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-9646
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-9646
更新履歴

  • [2015年01月28日]
      掲載