【活用ガイド】

JVNDB-2014-007787

Midgard2 のデフォルトの D-Bus アクセスコントロールルールにおけるシステムバス上の任意のプロセスに任意のメソッド呼び出しまたは信号を送信される脆弱性

概要

Midgard2 のデフォルトの D-Bus アクセスコントロールルールには、システムバス上の任意のプロセスに任意のメソッド呼び出しまたは信号を送信され、ルート権限で任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Novell
  • openSUSE 13.1
  • openSUSE 13.2
The Midgard Project
  • Midgard2 10.05.7.1

想定される影響

ローカルユーザにより、システムバス上の任意のプロセスに任意のメソッド呼び出しまたは信号を送信され、ルート権限で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Novell The Midgard Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-8148
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-8148
  2. 関連文書 : CVE-2014-8148: midgard-core configures D-Bus system bus to be insecure
更新履歴

  • [2015年01月27日]
      掲載