【活用ガイド】

JVNDB-2014-007735

複数の GE MultiLink ML シリーズスイッチのファームウェアにおけるネットワークトラフィックの平文のコンテンツを取得される脆弱性

概要

複数の GE MultiLink ML シリーズスイッチのファームウェアは、異なるカスタマのインストールに同一の RSA 秘密鍵を使用するため、ネットワークトラフィックの平文のコンテンツを取得され、ネットワークを傍受される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


General Electric Company
  • MultiLink ML1200 ファームウェア 4.2.1 およびそれ以前
  • MultiLink ML1600 ファームウェア 4.2.1 およびそれ以前
  • MultiLink ML2400 ファームウェア 4.2.1 およびそれ以前
  • MultiLink ML3000 ファームウェア 5.2.0 およびそれ以前
  • MultiLink ML3100 ファームウェア 5.2.0 およびそれ以前
  • MultiLink ML800 ファームウェア 4.2.1 およびそれ以前
  • MultiLink ML810 ファームウェア 5.2.0 およびそれ以前
  • MultiLink ML1200
  • MultiLink ML1600
  • MultiLink ML2400
  • MultiLink ML3000
  • MultiLink ML3100
  • MultiLink ML800
  • MultiLink ML810

想定される影響

第三者により、ファームウェアのイメージから RSA 秘密鍵を読まれることで、ネットワークトラフィックの平文のコンテンツを取得され、ネットワークを傍受される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

General Electric Company
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-5419
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-5419
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-15-013-04
更新履歴

  • [2015年01月23日]
      掲載