【活用ガイド】

JVNDB-2014-007719

libsndfile の sd2.c の sd2_parse_rsrc_fork 関数における脆弱性

概要

libsndfile の sd2.c の sd2_parse_rsrc_fork 関数には、不特定の影響を受ける脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Erik de Castro Lopo
  • libsndfile
Novell
  • openSUSE 13.1
  • openSUSE 13.2
オラクル
  • Oracle Solaris 11.2

想定される影響

攻撃者により、(1) map オフセットまたは (2) rsrc マーカの設定に関する処理により、out-of-bounds read を誘発されることで、不特定の影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Erik de Castro Lopo Novell オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-9496
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-9496
  2. 関連文書 : MGASA-2015-0015
更新履歴

  • [2015年01月23日]
      掲載
    [2015年03月02日]
      影響を受けるシステム:ベンダ情報の追加に伴い内容を更新
      ベンダ情報:オラクル (Oracle Third Party Bulletin - January 2015) を追加
    [2015年05月14日]      
      参考情報:関連文書 (MGASA-2015-0015) を追加