【活用ガイド】

JVNDB-2014-007718

GNU coreutils の parse_datetime 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

GNU coreutils の parse_datetime 関数には、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる、または任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Canonical
  • Ubuntu  14.04 LTS
  • Ubuntu  12.04 LTS
  • Ubuntu  10.04 LTS
GNU Project
  • Coreutils

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された日付の文字列を介して、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる、または任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Debian
  • Debian Bug report logs : 766147
GNU Project
  • GNU bug report logs : 16872
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-9471
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-9471
  2. 関連文書 : MGASA-2015-0029
更新履歴

  • [2015年01月23日]
      掲載
    [2015年05月14日]      
      参考情報:関連文書 (MGASA-2015-0029) を追加