【活用ガイド】

JVNDB-2014-007716

Juniper Junos におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Juniper Junos には、サービス運用妨害 (カーネルクラッシュおよび再起動) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.1 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ジュニパーネットワークス
  • Junos OS 11.4R13 未満の 11.4
  • Junos OS 12.1X44-D45 未満の 12.1X44
  • Junos OS 12.1X46-D30 未満の 12.1X46
  • Junos OS 12.1X47-D15 未満の 12.1X47
  • Junos OS 12.2R9 未満の 12.2
  • Junos OS 12.3R7-S1 未満の 12.3R7
  • Junos OS 12.3R8 未満の 12.3
  • Junos OS 13.1R5 未満の 13.1
  • Junos OS 13.2R6 未満の 13.2
  • Junos OS 13.3R4 未満の 13.3
  • Junos OS 14.1R2 未満の 14.1
  • Junos OS 14.2R1 未満の 14.2

想定される影響

第三者により、IPsec Authentication Header (AH) を伴う巧妙に細工され、断片化された OSPFv3 パケットを介して、サービス運用妨害 (カーネルクラッシュおよび再起動) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ジュニパーネットワークス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-6385
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-6385
更新履歴

  • [2015年01月23日]
      掲載