【活用ガイド】

JVNDB-2014-007689

Corel VideoStudio PRO X7 または FastFlick における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Corel VideoStudio PRO X7 または FastFlick には、検索パスに関する処理に不備があるため、DLL ハイジャック攻撃を実行され、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-426: Untrusted Search Path (信頼性のない検索パス) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/426.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


コーレル株式会社
  • FastFlick
  • VideoStudio Pro X7

想定される影響

ローカルユーザにより、処理中のファイルとして同じフォルダに配置されたトロイの木馬の u32ZLib.dll ファイルを介して、DLL ハイジャック攻撃を実行され、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

コーレル株式会社
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-8397
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-8397
  2. 関連文書 : Corel Software DLL Hijacking
更新履歴

  • [2015年01月19日]
      掲載