【活用ガイド】

JVNDB-2014-007601

D-Link DIR-600 ルータのファームウェアにおけるクロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性

概要

D-Link DIR-600 ルータ (rev. Bx) のファームウェアには、クロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


D-Link Systems, Inc.
  • DIR-600 ファームウェア 2.17b02 未満
  • DIR-600

想定される影響

第三者により、管理者の認証をハイジャックされ、以下の影響を受ける可能性があります。

(1) hedwig.cgi の巧妙に細工された設定モジュールを介して、管理者アカウントを作成される
(2) hedwig.cgi の巧妙に細工された設定モジュールを介して、リモート管理を有効にされる
(3) pigwidgeon.cgi の SETCFG、SAVE、ACTIVATE アクションを介して、新しい構成設定を有効にされる
(4) diagnostic.php の ping アクションを介して、ping を送信される
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

D-Link Systems, Inc.
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトリクエストフォージェリ(CWE-352) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-100005
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-100005
  2. 関連文書 : From CSRF to Unauthorized Remote Admin Access
更新履歴

  • [2015年01月15日]
      掲載