【活用ガイド】

JVNDB-2014-007537

CGManager におけるすべての cgroup に対して cgroup 値を設定される脆弱性

概要

CGManager は、cgroup プロパティを変更する際、ネスティングを適切に処理しないため、すべての cgroup に対して cgroup 値を設定される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
情報不足のため、「攻撃条件の複雑さ」のスコアは、"低" に設定されています。
影響を受けるシステム


Canonical
  • Ubuntu 14.10
  • Ubuntu 14.04 LTS
Linux Containers
  • CGManager 0.32

想定される影響

ローカルユーザにより、すべての cgroup に対して cgroup 値を設定される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Linux Containers
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-1425
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-1425
更新履歴

  • [2015年01月09日]
      掲載