【活用ガイド】

JVNDB-2014-007535

libvirt の virConnectGetAllDomainStats の qemu の実装におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

libvirt の virConnectGetAllDomainStats の qemu の実装は、ACL 制限によりドメインをスキップする場合、ロックを適切に処理しないため、サービス運用妨害 (デッドロック、またはセグメンテーション違反およびクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • libvirt 1.2.11 未満

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、アクセス権を持たないユーザへのアクセスのリクエストを介して、サービス運用妨害 (デッドロックまたはセグメンテーション違反およびクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

libvirt.org
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-8131
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-8131
更新履歴

  • [2015年01月09日]
      掲載