【活用ガイド】

JVNDB-2014-007433

IBM WebSphere Service Registry and Repository におけるアクセス制限を回避される脆弱性

概要

IBM WebSphere Service Registry and Repository (WSRR) は、Google Chrome および IBM WebSEAL が使用されている場合、ServiceRegistryDashboard のログアウトアクションを適切に処理しないため、アクセス制限を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM WebSphere Service Registry and Repository 8.5.0.1 未満の 8.5

想定される影響

第三者により、無人のワークステーションを利用されることで、アクセス制限を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-6160
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-6160
更新履歴

  • [2015年01月06日]
      掲載