【活用ガイド】

JVNDB-2014-007409

Huawei eSpace Desktop における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Huawei eSpace Desktop には、検索パスに関する処理に不備があるため、DLL ハイジャック攻撃を実行され、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-426: Untrusted Search Path (信頼性のない検索パス) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/426.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Huawei
  • eSpace Desktop V200R003C00 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、トロイの木馬の (1) mfc71enu.dll、(2) mfc71loc.dll、(3) tcapi.dll、または (4) airpcap.dll を介して、DLL ハイジャック攻撃を実行され、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Huawei
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-9416
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-9416
更新履歴

  • [2015年01月05日]
      掲載