【活用ガイド】

JVNDB-2014-007348

ZNC の modules/webadmin.cpp の CWebAdminMod::ChanPage 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

ZNC の modules/webadmin.cpp の CWebAdminMod::ChanPage 関数には、 "use-after-delete" エラーに関する処理に不備があるため、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-476: NULL Pointer Dereference (NULL ポインタデリファレンス) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/476.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ZNC
  • ZNC 1.4 未満

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、既存のチャンネルと同一の名前で、チャンネル名の前に # 文字がないチャンネルを追加されることで、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ZNC
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-9403
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-9403
  2. 関連文書 : MGASA-2014-0543
更新履歴

  • [2014年12月24日]
      掲載
    [2015年05月14日]      
      参考情報：関連文書 (MGASA-2014-0543) を追加

公表日2014/05/08
登録日2014/12/24
最終更新日2015/05/14