【活用ガイド】

JVNDB-2014-007322

Ettercap における整数アンダーフローの脆弱性

概要

Ettercap には、整数アンダーフローの脆弱性が存在します。

補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-191: Integer Underflow (Wrap or Wraparound) (整数アンダーフロー) と識別されています。
http://cwe.mitre.org/data/definitions/191.html
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Ettercap Project
  • Ettercap 0.8.1

想定される影響

第三者により、過度に小さな下記の値を介して、サービス運用妨害 (out-of-bounds write) 状態にされる、および任意のコードを実行される可能性があります。

(1) dissectors/ec_dhcp.c の dissector_dhcp 関数の size 変数値
(2) dissectors/ec_gg.c の dissector_gg 関数の length の値
(3) ec_utils.c の get_decode_len 関数の文字列長
(4) username 無しのリクエスト
(5) dissectors/ec_TN3270.c の dissector_TN3270 関数のパスワード無しのリクエスト
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Ettercap Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-9376
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-9376
更新履歴

  • [2014年12月22日]
      掲載

公表日2014/12/16
登録日2014/12/22
最終更新日2014/12/22