【活用ガイド】

JVNDB-2014-007266

複数の IBM 製品におけるセッションをハイジャックされる脆弱性

概要

IBM WebSphere Process Server、WebSphere Enterprise Service Bus、および Business Process Manager Advanced は、SCA モジュールの HTTP インポートバインディングの SSL 設定に関わらず、無条件に SSLv3 プロトコルを選択するため、セッションをハイジャックされる、または重要な情報を取得される脆弱性が存在します
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Business Process Manager Advanced 7.5.1.2 までの 7.5.x
  • IBM Business Process Manager Advanced 8.0.1.3 までの 8.0.x
  • IBM Business Process Manager Advanced 8.5.5 までの 8.5.x
  • IBM WebSphere Enterprise Service Bus 7.0
  • IBM WebSphere Process Server 7.0

想定される影響

第三者により、脆弱な暗号化の使用を利用されることで、セッションをハイジャックされる、または重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-6176
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-6176
更新履歴

  • [2014年12月19日]
      掲載