【活用ガイド】

JVNDB-2014-007248

RPM における整数オーバーフローの脆弱性

概要

RPM には、整数オーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


RPM
  • RPM Package Manager 4.12 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、RPM ファイルの payload セクションの巧妙に細工された CPIO ヘッダを介して、スタックベースのバッファオーバーフローを誘発されることで、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

RPM レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 数値処理の問題(CWE-189) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-8118
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-8118
  2. 関連文書 : MGASA-2014-0529
更新履歴

  • [2014年12月18日]
      掲載
    [2015年06月04日]
      参考情報：関連文書 (MGASA-2014-0529) を追加

公表日2014/12/09
登録日2014/12/18
最終更新日2015/06/04