【活用ガイド】

JVNDB-2014-005990

Docker における任意のファイルに書き込まれる脆弱性

概要

Docker には、任意のファイルに書き込まれる、および任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Docker
  • Docker 1.3.2 未満

想定される影響

第三者により、(1) シンボリックリンク攻撃、あるいは (2) (a) pull または (b) load 操作のイメージアーカイブにおけるハードリンク攻撃を介して、任意のファイルに書き込まれる、および任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Docker
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リンク解釈の問題(CWE-59) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2014-6407
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2014-6407
  2. 関連文書 : Docker 1.3.2 - Security Advisory [24 Nov 2014]
更新履歴

  • [2014年12月16日]
      掲載